保険の銀歯をセラミックの白い歯に

審美歯科で最も多いのは、保険治療で治した金属の詰めもの(銀歯)を白い歯にしたいという相談です。銀歯(金銀パラジウム合金)は特に笑ったり、食事をする時にとても目立ちます。また銀歯が原因で反対側の歯が割れてしまったり、銀歯が溶け出して金属アレルギーの原因となることがあります。そして銀歯と歯の隙間から虫歯菌が入り込み、気づかない間に銀歯の奥で虫歯が悪化することも珍しくありません。
そこで銀歯を取り外して虫歯を丁寧に取り除いていてから、必要に応じて根管治療(歯を根っこの消毒)や歯周病治療をおこなったうえで、形を整えてセラミックの詰め物や被せ物を接着します。このように銀歯で引き起こされる様々な不具合を見た目と同時に機能的にも改善して、歯を長持ちさせることが保険外診療(自費)による審美歯科の大きなメリットです。

セラミッククラウン

セラミッククラウンは大きな虫歯の治療に適しています。セラミックのクラウン(被せ物)は全体がセラミック単体のタイプと、特に強い力が加わる奥歯などに適したセラミックとジルコニアの土台が組み合わさったタイプを部位や症状で選択します。保険治療の銀歯とは違い、天然歯に近い自然な白さを持っています。

セラミックインレー

セラミックのインレー(小さな詰め物)・アンレー（大きな詰め物）は、主に e.max を使用しています。従来の3～5倍の強さがあるセラミックで、丈夫ながらも天然歯に近い摩耗性のため対合歯にも負担の少ない素材です。小さな虫歯にはインレーを詰め、中くらいの虫歯にはアンレーを詰めます。

噛み合わせや歯の並びを良くしたい方

噛み合わせと歯並びの治療は主に成人前のものと思われがちですが、現在は技術が大きく進み「大人の歯列矯正」がスタンダードとなってきました。矯正治療は「見た目の歯並び」と「機能的な噛み合わせ」が両立しないと、治療本来の目的が損なわれてしまいます。 久我山・杉並歯科では他の治療はもちろんですが、特に矯正治療における機能性を重視しています。矯正治療はよく知られたワイヤーを全面につけるもの、装置が全く見えない裏側矯正と呼ばれるもの、透明なマウスピースで装置を気にせずにおこなえるものと色々な種類があります。症状を診察させて頂いたうえで患者さんにとって最も効果的で負担の少ないものをご提案しています。 また矯正治療は歯周病同様、長期にわたる治療ですから患者さんと医師の協力、信頼関係は欠かせません。矯正治療は担当医が相談に応じます。予約制で診療日は限られますが、十分な経験を持つ矯正医があなたとしっかりと向き合った治療を行います。