親知らずの抜歯

親知らず(第三大臼歯)は智歯とも呼ばれ、
人によって生えている向きや根っこの形が様々で、
先天的に親知らずの無い人、
上下4本が揃っていない人もいます。

親知らずの抜歯

親知らず(第三大臼歯)は智歯とも呼ばれ、人によって生えている向きや根っこの形が様々で、先天的に親知らずの無い人、上下4本が揃っていない人もいます。

親知らずの抜歯
一般的な親知らずのトラブル
• 食べものが詰まりやすく、歯磨きがしづらいため虫歯や歯周病になりやすい。
• 口臭の原因になる場合も多い。
• 手前の奥歯(第二大臼歯)の虫歯の原因になりやすい。

「親知らずを抜いたら顔が腫れた」という話や「親知らずの抜歯で全身麻酔が必要で入院した」などネガティブなイメージがある患者さんも多いようで、もちろん親知らずの状態や既往症(持病)によっては腫れたり、入院が必要な人がいるのも事実です。
ほとんどの患者さんは、掛かりつけの歯科医院で「親知らずの抜歯」をこれらトラブル解消のために外科的な処置を受け、親知らずが原因になっていた苦労から解放されて快適なお口環境になっているのも事実です。また抜歯する必要の無い状態の親知らずも存在しますから、やはり診査診断が大切です。まず自分の親知らずの状態を知ることが大切です。久我山・杉並歯科では親知らずの処置についても診査診断のうえで患者さんに丁寧にお伝えします。ホームページでは、代表的な親知らずの生え方「親知らずが横向きに生えた状態」を例にご説明したいと思います。

STEP1 診査診断

親知らずがどの向きに生えているのか、根っこはいくつあるのか、お口の中に見えているのか、埋まっているのか、あごの骨の中にある下顎管(血管と神経が走行している管)との位置関係を精査します。場合によってはCT撮影を行い、三次元的な位置関係を把握します。親知らずと下顎管が接触していた場合は、抜歯する際に神経を圧迫し、一時的に麻痺が残る可能性があることを説明し、同意を頂いたうえで抜歯します。

STEP2 麻酔、切開、剥離

麻酔をして治療中に痛みが出ない環境を作ります。歯が埋まっている場合は歯茎を切って(切開)、歯茎をめくって歯の全体像を確認できるようにします。(剥離)

STEP3 歯冠分割

手前の歯に引っかかって歯が出てこないので、歯の頭と根っこを削って分断します。分断したら歯の頭をすくい出す様に取り出します。場合によっては骨の中に埋まっている場合もありますのでその場合は骨も丁寧に削ります。

STEP4 歯根分割

今回の親知らずは歯の根っこが2個あるので、股の部分で分断すると抜きやすくなります。根っこが各々別の方向にカーブしていたり、先端だけ違う方向に曲がっていたりと、親知らずの形は様々なので、このステップを行うことで歯を抜きやすくなります。

STEP5 掻把、縫合

根っこを取りだしたら歯はすべて取り出したことになります。抜けた穴を綺麗にして感染予防に努めます(掻把)。歯くぎを切っているので、元通りになるように歯ぐきを縫っていきます。(縫合)縫合後、血が止まっているか確認後、終了となります。

親知らずの抜歯後

人によって3日から1週間腫れや痛みが続くことがあります。痛み止めや感染予防のために抗生剤を飲んでもらいます。だいたい1週間程度で切った歯茎が付き始めるので抜糸をして終了になります。

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