歯科用CTスキャナー

歯と骨をデジタルで立体撮影

CTスキャナーで見える化と安全性の両立を

CT検査

歯科用CTはレントゲンでは見えない歯と顎の状態を鮮明な3D画像で見ることができます。これにより治療前に歯と顎の全体のコンディションをあらゆる方向(神経や血管の位置や骨密度まで)から分析することが可能となり、根管治療・歯周病治療をはじめ、特にインプラント治療での安全性を高めることに繋がります。

歯科用CTは歯科治療の安全を担います

久我山・杉並歯科では診査診断に歯科用CTを導入しています。歯科用レントゲンでは見えない歯と骨、また神経の状態を鮮明な3Dのデジタルデータで撮影します。歯科用CTの応用範囲は一般的に言われるインプラント治療だけでなく、根管(歯の神経)治療、歯周病(歯槽膿漏)の診断、親知らず(智歯)の抜歯など多岐に渡ります。
同様に歯科では歯と顎の骨の状態を把握するレントゲン撮影が不可欠です。歯と顎の状態を事前に知ることで目視だけではわからない病態を知り、診査診断するためです。歯科におけるレントゲン検査は安全な歯科治療に不可欠なもので、歯の一部分を撮影するデンタルレントゲン、歯列全体を撮影するパノラマレントゲンがあります。
これら歯科用CT/デジタルレントゲンは歯科専用で、医科用と比較し被曝線量は極めて低く人体への影響は軽微です。しかし久我山・杉並歯科では、歯科用CT/デジタルレントゲンを使用する患者さんのメリット・デメリットをつねに考慮し検査を行なっています。

歯科用 CT/デジタルレントゲンの安全性

検査時の被曝線量と安全基準についてお話しします。環境省ホームページの放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料*に記載されている「身の回りの放射線 被ばく線量の比較(早見図)」が分かりやすく説明しています。自然界からの放射線量は日本平均として年間約2.1mSv(マイクロシーベルト)とされています。この早見図で最も最下部に記載されているのが歯科撮影で、デンタルレントゲンで約0.01mSv、パノラマレントゲンで約0.03mSv、歯科用CTでは約0.1mSvが歯科撮影の被曝線量例です。
*https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h28kisoshiryo/h28kiso-02-05-12.html

歯科用 CTは CBCTと言われコンビームという方式で極めて狭い範囲に照射され、更に CT/レントゲン室で患者さんは安全エプロンを掛けて頂きますので、被曝線量は極めて低い数値です。
よく例えられるのは、東京ニューヨーク間の飛行機移動(約0.19mSv)よりも歯科用CTの被曝線量の方が低いから安全というものです。でも本当にそうでしょうか?
国のガイドラインで安全性の裏付けがあったとしても、私たち久我山・杉並歯科は安易な使用は致しません。歯科用CT/レントゲン撮影の必要性(患者さんの検査メリット)がデメリットを上回ることを「医師が判断した時のみ歯科用CT撮影」を最小限の範囲でおこないます。

環境省の資料の通り、妊娠中の方にも安全とされる放射線量ですが、被爆量を心配されるお気持ちに久我山・杉並歯科は寄り添います。撮影をしないことの歯科治療リスクもご説明したうえで当日、歯科用CT/レントゲン撮影を希望されない方へ無理に行うことはありません、ご安心ください。

歯科用 CT検査は抜歯から歯を救うことに繋がります

根管(歯の神経)治療でお困りの患者さんも多いのではないでしょうか?患者さんの中には適切に治療を受けることができずに、重症化して歯根の先に膿が溜まってしまう例も少なくありません。
根管は複雑な形で一人ひとり形が異なるため、レントゲンの平面的な画像では事前に複雑な根っこの形や病巣を知ることが困難でした。歯科用 CT により事前に見ることのできない部分を立体的に診断し、歯科用CT と歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用することで、根管(歯の神経)治療の成功率を改善することが可能となります。
重症化した歯周病(歯槽膿漏)は歯ぐきの腫れだけでなく、顎の骨を溶かして進行します。従来はプローブという細い棒のようなもので探りながら歯槽骨の溶けた(吸収された)箇所を探していましたが、歯科用CTの診断では事前にその状況を立体的なデータとして得ることができ予知性の高い治療に繋がります。

このように歯を失う大きな原因である、むし歯や歯周病(歯槽膿漏)の状態を事前知り、的確な歯科治療をおこなうことは、結果として患者さんご自分の歯を守り残すことに繋がります。

歯科用CTは安全ですか?

歯科用CTは歯科用3次元エックス線断層撮影と呼ばれ、保険診療での利用は次のように法律で定められています。

歯科用エックス線撮影または歯科パノラマ断層撮影で診断が困難な場合であって、当該画像撮影の必要性が十分認められる以下のいずれかを3次元的に確認する場合に算定する。

  • ・埋伏智歯等、下顎管との位置関係
  • ・顎関節症等、顎関節の形態
  • ・顎裂等、顎骨の欠損形態
  • ・腫瘍等、病巣の広がり
  • ・その他、歯科用エックス線撮影またはパノラマ断層撮影で確認できない病巣の広がり等を確認する特段の必要性が認められる場合

  • 歯科用CT というとインプラントなど自由診療の歯科医院だけのものと思われがちですが、従来のレントゲンで診断の難しい症状において2012年4月から上記が保険適用となっています。

    このように、久我山・杉並歯科ではいわゆる「レセプト病名」を使用しない法令遵守、被曝リスクに配慮したより低リスクの検査方法を選択します。歯科用CT/レントゲン撮影の必要性(患者さんの検査メリット)がデメリットを上回ることを医師が判断した時のみ、歯科用CTの撮影をお伝えします。このように国のガイドラインによる安全性の裏付けがあったとしても、久我山・杉並歯科は致しません。検査への不安や疑問があれば院長、または担当の歯科衛生士にご質問ください。できるだけわかり易くお伝えします。

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